【膝の痛み】タナ障害

最終更新: 5月19日


タナ障害とは歩行時やランニング、自転車などの運動時に膝のやや内側に痛みがあり、ひっかかりを感じます。


指などで押しても痛みがあり、稀に膝の曲げ伸ばしに制限が出たり、膝が腫れることがあります。


「タナ」とは、膝関節の内側(大腿骨と膝蓋骨の間)に存在する滑膜ヒダのことをいいます。


正常な日本人の膝に50パーセントの確立で存在します。


滑膜ヒダの起源は人間の進化の過程での発生期の遺残といわれています。


タナ障害はこの滑膜ヒダが何らかの外的刺激により炎症を起こした状態をいいます。


外傷やスポーツ時の激しい屈伸運動をきっかけに痛みが出現するケースが多く見られます。


診断には極めて少量の造影剤を使ったX線関節造影やMRIが有効です。


特に関節造影は比較的簡便である点と、滑膜ヒダの大きさや厚さを判断するうえで非常に有用です。


保存療法では、炎症がみられる急性期にはアイスパックで患部を冷やすなどの物理療法を行います。


同時に膝関節の柔軟性を高めるために太もも前面の筋肉(大腿四頭筋)や後面(ハムストリングス)のストレッチを主体とした理学療法を行います。


上記のような保存療法で効果がみられない場合は滑膜ヒダを切除する手術(関節鏡)を行います。


違和感や痛みがあるときは自己判断をせず、専門機関を受診しましょう。

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