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五十肩とは

五十肩は、40~50代で最も多く発症し、全人口の2~5%の方が経験すると言われています。五十肩は俗称であり、正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、その特徴は肩や腕が痛んで腕が上がらない、衣服の脱ぎ着ができないなどの症状があげられます。五十肩の原因は、肩関節の関節滑膜や筋肉、腱などが加齢によって性質が変化し、血液循環の悪くなることで起こると言われています。※原因は完全には明らかにされていません。また、肩関節は他の関節と比べても可動域が広いため、関節や筋肉への負担が大きいことも要因の一つと考えることができます。五十肩の症状は、炎症期→拘縮期→寛解期という段階を経て回復に向かっていきます。回復の期間は個人差が大きく、数か月で軽快することもあれば、2年以上症状が残存することもあります。放置すると肩関節が固まってしまう凍結肩(frozen shoulder)になったり、日常生活が不自由になるため、早期かつ積極的に治療することをおすすめします。

五十肩の危険因子

五十肩の危険因子として、糖尿病、脂質異常症、甲状腺疾患、デスクワークなどが挙げられており、運動不足の関与があると考えられています。40-50代以降の運動不足は、生活習慣病やロコモティブ・シンドロームにも繋がっていきます。生活習慣を見直し、運動習慣をつけるようにしましょう。

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